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結婚までの費用は全部でいくら?婚活・指輪・式・新生活を積み上げて計算する【2026年】

ノートと電卓を広げて結婚までの費用を計画するカップル

「結婚するまでに、全部でいくらかかるんだろう?」

検索すると「結婚式の平均は300万円」といった数字は出てきます。でもその数字は、婚活を始めてから新生活が立ち上がるまでの、どの部分の話なのかが分かりません。

しかも平均額は「やった人の平均」なので、やらない選択をした人の金額は入っていません。だから読んでも自分の総額が計算できないままです。

この記事では、婚活の入口から入籍・新生活までを5つのブロックに分け、公的調査と各社の公式料金だけを使って積み上げます。平均額を並べるのではなく、あなたが自分の総額を組み立てられることをゴールにしました。

📖 この記事でわかること

  • 婚活・交際・婚約・式・新生活の5ブロックに、それぞれいくらかかるのか
  • 「全国」と「首都圏」で数字がどれだけ違うのか(調査年つきで明記)
  • 挙式する/親族のみ/フォトのみ/挙げない、を同じ土俵で並べた比較
  • ご祝儀と親からの援助で、自己負担がどこまで下がるのか
  • 「全部やった」「削った」「入籍のみ」の3パターンを並べた総額表
  • 婚姻届・引っ越し・賃貸契約で見落としやすい実費と法律上のルール

💴 結論:総額は「どこまでやるか」で10倍以上ひらく

入籍中心で進めた場合

約44万〜51万円

親族中心で式をした場合

約68万円〜

全部やった場合(全国平均)

約437万円

全部やった場合の自己負担

約82万〜250万円

いちばん上の段は「かかる総額」、いちばん右は「ご祝儀と親・親族からの援助を引いたあとに自分たちの財布から出ていく金額」です。同じ結婚でも、選ぶ形によってここまで差が出ます。

だから先に決めるべきなのは金額ではなく「どのブロックをやるか」です。積み上げの順番さえ分かれば、平均額を眺めなくても自分の総額は出せます。

🧮 結婚までの費用を出す式

① 婚活費用 + ② 交際中の費用 + ③ 婚約まわり + ④ 式・披露宴 + ⑤ 新生活 −(ご祝儀 + 親・親族からの援助)

◎ この記事が役に立つ人

婚活を始める前に総額を知っておきたい人/交際相手と費用の話をこれからする人

△ 物足りない人

式場が決まっていて見積書がある人(この記事より見積書のほうが正確です)

目次

結婚までの費用は「5つのブロック」の積み上げでできている

結婚相談所の実績データをパソコンで確認する男性の手元

結婚費用が分かりにくいのは、性質のまったく違う支出が5つ並んでいるからです。どのブロックを実施するかは自分で選べるので、まず「自分がやるブロック」を決めるところから始めます。

🧱 5つのブロックと、支払うタイミング

出会うまで

① 婚活費用(相談所・アプリ・写真・書類)

交際している間

② 交際中の費用(デート代・旅行)

結婚を決めた直後

③ 婚約まわり(指輪・顔合わせ・結納)

やると決めた場合

④ 式・披露宴・フォト

入籍の前後

⑤ 新生活(引っ越し・家具家電・婚姻届)

必ず払うのは①と⑤だけ、②③④は選べる

出会うためのお金と、一緒に暮らし始めるためのお金は、結婚する以上どこかで発生します。一方で指輪も式も新婚旅行も、実施するかどうかは二人で決められる支出です。

ここを分けて考えると、「結婚は何百万円もかかる」という漠然とした不安が、「自分がやると決めたぶんだけかかる」という計算に変わります。

平均額は「やった人の中の平均」だと知っておく

この記事に出てくる平均額は、ほとんどが「その項目を実施した人・費用が発生した人」の中での平均です。実施しなかった人のゼロ円は入っていません。

たとえば婚約指輪の平均は、指輪を用意した人だけを集計した数字です。買わない選択をした人を含めれば、実態の平均はもっと下がります。平均額を自分の予算にそのまま当てはめないでください。

全国と首都圏では、同じ項目でも金額が違う

結婚費用の調査は、全国の推計値とエリア別の数字が別々に公表されています。首都圏は多くの項目で全国より高く、挙式・披露宴の総額では30万円ほどの差がつきます。

この記事では数字を出すたびに「全国か首都圏か」「何年の調査か」を書き添えます。ネット上で見かける結婚費用の数字は、この区別が抜けていることが多いので注意してください。

2025年から調査そのものが切り替わっている

結婚費用の定番データだった「ゼクシィ結婚トレンド調査」は2024年版が最後で、2025年からは調査対象を広げた「結婚マーケット調査」に再編されました。調査元のリクルートは「調査対象が異なるため過去比較はいたしません」と報告書に明記しています。

そのため本記事では、最新の全体像は結婚マーケット調査2025から、項目ごとの内訳はゼクシィ結婚トレンド調査2024から取り、どちらの数字かを毎回書き分けています。

ライ

結局「結婚費用は平均◯◯万円」って言われても、自分に当てはまる気がせんのよな。

ひすい

当てはまらなくて正解です。平均は「やった人の平均」なので、まず自分がやるブロックを選ぶところからにしましょう。

① 婚活にかかる費用|相談所・アプリ・写真・書類

婚活の準備に使うノートとペンとスマートフォン

最初のブロックは、相手と出会うまでにかかるお金です。結婚相談所かマッチングアプリかで10倍以上変わるので、ここは総額を大きく動かします。

スクロールできます
手段1年続けた場合の費用性質
結婚相談所261,800円〜767,800円入会金・月会費・成婚料の合計
マッチングアプリ(男性)19,800円〜60,000円程度月額課金・まとめ払いで単価が下がる
プロフィール写真16,500円〜66,000円1回きり・撮り直せば都度発生
必要書類(相談所の場合)数百円〜1,000円程度独身証明書・収入証明などの手数料
出典:結婚相談所4社の公式料金ページ(当ブログが2026年9月6日に確認・1年活動した場合の単純計算)/マッチングアプリ各社の公式料金(2026年9月5日確認)/婚活写真サービスの公式プラン(2026年9月14日確認)/独身証明書の手数料は自治体4か所の公式ページで確認(2026年9月15日時点)。金額はいずれも税込です。

結婚相談所|1年で26万円〜77万円、差を生むのは活動月数

当ブログで主要4社の公式料金を確認し、1年活動して成婚退会した場合を計算すると、いちばん安いコースで261,800円、いちばん高いコースで767,800円でした。同じ「結婚相談所」でも3倍近い開きがあります。

総額をいちばん動かすのは月会費の金額そのものではなく、何か月在籍したかです。月会費が安いコースほどお見合い1回ごとの料金が乗っている設計も多いので、月会費だけで比べないでください。

マッチングアプリ|男性は年2万〜6万円、女性は無料のことが多い

アプリは月額課金です。当ブログで確認した範囲では、男性の12か月プランで年19,800円〜28,800円、1か月プランを毎月払い続けると年5万〜6万円台になります。女性は無料または大幅に安い設定のサービスが多数です。

ただしアプリは在籍期間が読めないぶん、だらだら続くと相談所より高くつくこともあります。始めるときに「何か月やって見直すか」を決めておくと、費用が膨らみません。

プロフィール写真|1.6万円台から、撮り直しが一番の出費

婚活向けの撮影サービスは、定番プランで16,500円(税込・45分以内・35枚)から用意されています。撮影時間と衣装点数が増えるプランでは35,200円、66,000円といった価格帯になります。

実際に費用がかさむのは、プランの値段より「1回目が気に入らず撮り直す」パターンです。安いプランで試すこと自体は問題ありませんが、服装と髪型を決めてから予約したほうが結果的に安く済みます。

必要書類|金額は小さいが、時間のコストが大きい

結婚相談所に入会するときは独身証明書などの提出を求められます。手数料自体は1通300円〜350円(当ブログが自治体の公式ページで確認した範囲)と小さく、金額面でのハードルにはなりません。

負担になるのは費用よりも手間です。独身証明書は令和6年3月から始まった戸籍の広域交付の対象外で、本籍地の市区町村にしか請求できません。本籍地が遠い人は郵送請求の日数を見込んでおいてください。

② 交際中にかかる費用|ここだけは公的な統計がない

カフェで向かい合って会話する男女のお見合いイメージ

デート代と旅行費には、官庁やブライダル各社がまとめた全国統計がありません。だからこの記事では相場を作らず、自分で計算する形にします。

「1回あたり」ではなく「回数×期間」で考える

交際中の費用が読めなくなる原因は、1回あたりの金額を気にしてしまうことです。効いてくるのは単価ではなく、月に何回会って、それが何か月続いたかという掛け算のほうです。

たとえば1回5,000円のデートでも、月3回を10か月続ければ15万円になります。逆に月2回に抑えれば10万円です。単価を削るより回数と期間を把握するほうが、費用の見通しは立ちます。

自分の数字を入れて計算してみる

下の式に自分の数字を入れれば、交際中のブロックはすぐ出ます。1回の金額は、自分が実際に直近で使った額をそのまま入れてください。

結婚相談所のように交際期間の目安が決まっている場合は、その期間をそのまま当てはめると現実的な数字になります。旅行を1回入れるかどうかで数万円単位で変わるので、別枠で足し引きしてください。

🧮 交際中の費用の出し方

(1回あたりの金額 × 月の回数 × 交際した月数)+ 旅行費 + 記念日の贈り物

※ この式に入る数字には公的統計がありません。当ブログでも相場は示さず、読者自身の実額を入れる前提にしています。

③ 結婚を決めてからの費用|指輪・顔合わせ・結納

カフェで向かい合って会話する男女の手元とコーヒーカップ

ここからは公的に近い調査データが使えます。以下はすべて「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(株式会社リクルート・2024年10月25日発表)の数字です。

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項目全国(推計値)首都圏
婚約指輪39.0万円43.2万円
結婚指輪(二人分)29.7万円31.6万円
両家の顔合わせ(食事含む)8.3万円10.2万円
結納式(食事含む・実施者のみ)43.9万円84.8万円
出典:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024年10月25日発表・2023年4月〜2024年3月に挙式または披露宴を実施した人が対象・沖縄県を除く)。いずれも各項目を実施した人・費用が発生した人の平均です。首都圏の結納式は回答者12人と少なく、参考値として扱ってください。2026年9月15日に当ブログが報告書PDFで確認しました。

婚約指輪|全国39.0万円・首都圏43.2万円

同じ調査で首都圏を都県別に見ると、東京都48.4万円、神奈川県37.3万円、千葉県40.0万円、埼玉県39.2万円と、同じ首都圏の中でも10万円以上の差がありました。

ここで注意したいのは、この数字が「婚約指輪を用意した人」の平均だという点です。用意しない選択をした人は集計に入っていないので、「39万円が標準」という読み方はできません。

結婚指輪|二人分で全国29.7万円・首都圏31.6万円

結婚指輪は婚約指輪と違って地域差が小さく、全国29.7万円に対して首都圏31.6万円と2万円ほどの差にとどまりました。二人分の合計額なので、1本あたりはおよそ15万円前後です。

婚約指輪を省いて結婚指輪だけにするカップルは珍しくありません。この2項目の合計は全国平均で68.7万円になるため、ここの判断は総額にはっきり効いてきます。

両家の顔合わせ|8.3万円、いまの主流はこちら

同じ調査で実施状況を見ると、全国では「両家の顔合わせのみ行った」が85.6%、「結納と顔合わせの両方を行った」が5.3%、「結納のみ」が1.7%、「どちらも行わなかった」が6.8%でした。

つまり結納を行うカップルは全体の7%ほどで、圧倒的多数は食事会形式の顔合わせです。費用も全国8.3万円と、結納式の43.9万円に比べて大きく抑えられます。

結納|やらないのが多数派だが、家によっては話が出る

実施率は低いものの、結納は費用が跳ねる項目です。全国平均で43.9万円、首都圏では84.8万円(回答者12人の参考値)と、顔合わせの5倍から10倍になります。

やる・やらないは二人だけでは決まらず、親の意向が入ることが多いブロックです。先に金額を把握したうえで、両家に相談する順番で進めると揉めにくくなります。

こはく

結納って、今どきほとんどやらへんのやね。うちの親も「顔合わせだけでええよ」って言うてたわ。

④ 式と披露宴|4つの選択肢を同じ土俵で並べる

丸テーブルを囲んで結婚を祝う家族の会食

ここが最大のブロックです。よく見かける「約300万円」という数字は、挙式と披露宴の両方をやった人だけの平均で、他の選び方の金額は別に出ています。

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実施したスタイル費用総額の平均招待客の平均
挙式と披露宴の両方を実施298.6万円57.2人
披露宴・ウエディングパーティーのみ200.6万円64.6人
挙式のみ140.4万円24.9人
結婚を機とした食事会のみ39.5万円22.7人
全体210.1万円47.4人
出典:株式会社リクルート「結婚マーケット調査2025」(2026年1月22日発表・全国20〜49歳・2024年4月〜2025年3月に国内で挙式/披露宴/結婚を機とした食事会のいずれかを実施した人が対象)。エリア別の内訳は公表されていないため、いずれも全国の数値です。2026年9月15日に当ブログが報告書PDFで確認しました。

挙式+披露宴|全国298.6万円、招待客1人あたり7.3万円

最多の価格帯は300万〜350万円で18.6%を占めました。同じ調査では、挙式と披露宴を1回ずつ実施した人の招待客1人あたり費用が7.3万円と出ています。

つまりこのスタイルの総額は、招待人数でほぼ決まります。60人なら約440万円、30人なら約220万円という具合に、人数を動かせば金額も比例して動くと考えて構いません。

親族のみ・少人数|公式プランなら30万円前後から

少人数専門の事業者の公式料金を見ると、挙式+10名の会食で295,720円(小さな結婚式 東京・表参道チャペル/平日・税込)、挙式+10名の会食で374,000円〜(家族挙式/平日・税込)と案内されています。1名追加は15,180円といった単価です。

ただし土日祝は33,000円の追加など条件がつきます。また一般の式場やホテルで同じ人数をやると金額はまったく別物になるので、「少人数=安い」と決めつけないでください。

フォトウェディング|撮影だけなら5,500円〜、データ込みで9万〜12万円台

複数社の公式料金を確認すると、スタジオ撮影の基本料金は5,500円〜9,900円(税込)という水準でした。ただしこれは撮影そのものの料金で、写真データを受け取るところまで含めると金額が変わります。

同じスタジオの公式料金表では、洋装スタジオで全データ(100カット以上)付きが91,300円、ロケーション撮影で全データ(150カット以上)付きが125,730円〜でした。ロケーション撮影の基本料金は20,900円〜21,780円からです。「基本料金の安さ」ではなく「データ込みの総額」で比べてください。

挙げない|このブロックが丸ごと0円になる

結婚マーケット調査2025では、結婚を機としたウエディングイベント(挙式・披露宴・食事会・写真撮影のいずれか)を実施した人は73.5%でした。披露宴・ウエディングパーティーに限れば43.1%です。

裏を返せば、披露宴をしない人のほうが多数派になっています。挙げないことは特殊な選択ではありません。ただし親族への報告や写真をどうするかは別途決める必要があるので、「何もしない」ではなく「何をするか選ぶ」と考えるほうが実態に合います。

📌 出典と注記
少人数プランの金額は、小さな結婚式(東京・表参道チャペル)および家族挙式の公式サイトに掲載されている平日・税込の通常価格を、2026年9月15日に当ブログが確認したものです。フォトウェディングの金額は、スタジオAQUA(デコルテ)およびワタベウェディングの公式料金ページを同日に確認しました。いずれも期間限定の割引は含めず、通常価格のみを掲載しています。料金・プラン内容は変更されることがあるため、最新の金額は各社の公式サイトでご確認ください。

ここから先は、「式を挙げる」と決めた人だけが読めば十分な話です。親族のみ・フォトのみ・挙げないを選んだ人は、このまま次の見出しへ進んでください。式場を見に行くと決めた場合にかぎって、下見の予約をどこから入れるかで自己負担が変わることがあるので、その選択肢を1つだけ置いておきます。

結婚スタイルマガジン|式場の下見をWEB予約すると「ご祝儀(割引)」が付くことがある

運営会社株式会社俄(NIWAKA)
サービス内容結婚式場のフェア・見学のWEB予約サイト
対応エリア全国47都道府県
ご祝儀の対象約1,300式場
20万円分以上約500式場
10万円分以上約300式場
3万円分以上約400式場
受け取り方現金支給ではなく式場の見積りからの割引

仕組みはシンプルで、このサイトから式場のフェア・見学会をWEB予約し、そのまま成約すると、式場が設定した「ご祝儀」の金額が見積りから引かれます。金額は式場ごとに違い、公式サイトでは最大で20万円分以上と案内されています。

ただし現金でもらえるわけではありません。公式の注意事項では、ご祝儀は式場が出すすべての見積りに反映され、挙式・披露宴を実施する前の「最終見積り」で確定する、と説明されています。

⚠️ 対象外になる条件が4つあるので先に確認を

公式サイトの注意事項に明記されている条件です。1つでも外れると割引は付きません。

① 結婚スタイルマガジンのWEBサイトから予約する(電話予約は対象外)
② 予約した式場のフェア・見学会に参加する(新郎・新婦のどちらかが過去にその式場のフェア・見学会に参加していた場合は対象外)
③ 初回の参加日から3か月以内に申し込む(3か月を過ぎると対象外)
④ 挙式と披露宴(あるいは食事会)の両方を実施する(片方だけは対象外。フォトウェディング+披露宴も対象外)

さらに、他の予約サイトや相談カウンターから既にその式場のフェア・見学会に参加していた場合も対象外になります。

この記事の趣旨で言えば、「挙式のみ」「フォトのみ」「挙げない」を選ぶ人は、そもそもこの割引の対象になりません。割引があるからという理由で披露宴を足すと、20万円の割引より披露宴の追加費用のほうがはるかに大きくなります。順番を逆にしないでください。

📝 口コミについて(当ブログが調べた結果)

2026年9月16日に、Yahoo!知恵袋・X・みん評で「結婚スタイルマガジン」を検索しましたが、利用者本人が書いた第三者の投稿は見つけられませんでした。検索上位に出てくるのは、同サービスを紹介する広告収入型のブログ記事です。

公式サイトには利用者の声が掲載されていますが、これは広告主自身が載せているもので、第三者の評価とは性質が違います。確認できていない良い評判を「口コミ」として書くことはしないので、判断材料は上の公式条件と、実際に下見に行ったときの見積りで持ってください。

✅ こんな人には使う価値がある

・挙式と披露宴(または食事会)の両方をやると決めている人
・まだどの式場の見学にも行っていない人(1件でも先に行くとその式場は対象外)
・下見から契約までを3か月以内で進められる人

逆に、もう気になる式場の見学を済ませてしまった人、親族のみの食事会だけを考えている人、式を挙げない人は、無理に経由しても意味がありません。その場合は前の見出しで比べた金額のまま計画を進めてください。

同じ式場・同じ内容でも、予約の入り口で見積りが変わることがあります

対象式場・割引額は式場ごとの設定で変わります。まずは自分の希望エリアの式場が対象かどうかを確認してください。

ご祝儀の対象式場とフェアの空きを公式サイトで確認する →

※割引額・対象式場・適用条件は変更されることがあります。最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。

📌 出典と注記
結婚スタイルマガジンの仕組み・適用条件・対象式場数(全国47都道府県 約1,300式場/20万円分以上 約500式場/10万円分以上 約300式場/3万円分以上 約400式場。式場数は日々変わります)は、公式サイトの「ご祝儀について」ページ(https://www.niwaka.com/ksm/wedding-venue/present/)および「結婚式場を探す」ページ(https://www.niwaka.com/ksm/wedding-venue/)を、2026年9月16日に当ブログが確認したものです。運営会社は利用規約(https://www.niwaka.com/ksm/terms/)に記載の株式会社俄です。ご祝儀特典に終了日の記載は確認できませんでしたが、金額・対象式場・条件は変更されることがあります。サイトの利用料金についての明記は公式サイト上で確認できなかったため、本記事では触れていません。

ライ

これって、式を挙げへん人には関係ない話やんな?

ひすい

そう。挙式と披露宴の両方をやる人だけが対象やから、挙げない人・フォトだけの人は読み飛ばしてええよ。割引が欲しくて披露宴を足すのは完全に本末転倒やしね。

式を挙げると決めた人が次に迷いやすいのが衣装です。和装とドレスの費用や段取りの違いは、別の記事で比べています。

ご祝儀と親からの援助で、自己負担はどこまで減るか

結婚式衣装の見積書と電卓と和装・ドレスの小物

式の費用は、全額を自分たちで払うわけではありません。ご祝儀と親・親族からの援助を引いたあとの金額こそが、実際に財布から出ていく金額です。

💰 挙式・披露宴の費用がどう埋まるか(全国)

かかった総額

298.6万円(挙式と披露宴を両方実施した人・2025年調査)

ご祝儀総額

187.1万円(挙式と披露宴を1回ずつ実施・ご祝儀制・2025年調査)

カップルの自己負担

158.9万円(挙式と披露宴を1回ずつ実施・2025年調査)

親・親族の援助

あった人74.2%・平均168.6万円(2024年調査)

出典:総額・ご祝儀・自己負担は株式会社リクルート「結婚マーケット調査2025」全国(2026年9月26日に概要報告書PDFで確認)、親・親族の援助は「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」全国(推計値・2026年9月15日確認)。トレンド調査は2024年版で終了し、2025年から結婚マーケット調査に統合されています。

ご祝儀は「人数×3万円」がベースになる

同じ調査の招待客別の平均額は、全国で友人・同僚3.0万円、上司4.2万円、親族7.6万円、恩師4.0万円でした。首都圏でもほぼ同じで、友人3.0万円、上司4.4万円、親族7.7万円です。

友人の3.0万円は全都道府県でほとんど動きません。招待客の構成が分かれば、ご祝儀総額はかなり正確に見積もれるということです。

親・親族からの援助は、あった人が約4分の3

挙式・披露宴の費用面で親・親族から援助が「あった」人は74.2%で、そのうち挙式・披露宴に使った援助額の平均は168.6万円でした(いずれも全国)。金額だけ見れば、結婚マーケット調査2025の自己負担平均158.9万円を上回ります(援助額は2024年調査の数字です)。

ただしこれは「援助があった人」の中の平均です。4人に1人は援助なしで、その場合の自己負担はまるごと自分たちに乗ります。親に聞く前に「援助前提の予算」を組まないほうが安全です。

少人数のほうが「自己負担率」は上がるという逆転

総額が下がっても、自己負担が同じ比率で下がるとは限りません。人数を減らすとご祝儀も同じだけ減るのに、会場費や衣装代のような固定費は減らないからです。

実際に知恵袋には、両家家族のみ約10名でホテル挙式・会食を150万円ほどで計画し、遠方の家族の宿泊・交通費で30万〜50万円の追加が必要になったという相談が投稿されています(2026年5月投稿の質問。当ブログが2026年9月15日に閲覧)。少人数だからと油断せず、持ち出し額で比べてください。

ひすい

会場費や衣装代は、人数が減っても同じだけは下がりません。比べるときは総額ではなく持ち出し額で見てください。

⑤ 新生活の費用|引っ越し・家具家電・婚姻届

新生活を始める部屋に置かれた無地の段ボール箱

最後のブロックは、式をやってもやらなくても発生します。金額そのものより、ルールを知らないと損をする項目が多いのが特徴です。

賃貸の初期費用|まず基準になる家賃を押さえる

総務省の令和5年住宅・土地統計調査(2024年9月25日公表の確報集計)によると、借家(専用住宅)の1か月当たり家賃は全国平均で59,656円でした。種類別では民営借家(木造)が54,409円、民営借家(非木造)が68,548円です。

初期費用は「家賃の何か月分」で語られがちですが、敷金・礼金は物件ごとの条件で、全国的な統計はありません。この記事では相場を断定せず、次のH3で法律上の上限が決まっている項目だけを示します。

仲介手数料には法律上の上限がある

宅地建物取引業者が賃貸の媒介で受け取れる報酬は、依頼者の双方から受け取る合計で借賃の1か月分の1.1倍が上限と告示で定められています(昭和45年建設省告示第1552号・最終改正 令和6年6月21日国土交通省告示第949号)。

さらに居住用建物では、依頼を受けるにあたって承諾を得ている場合を除き、依頼者の一方から受け取れるのは借賃1か月分の0.55倍までです。見積書に「仲介手数料 家賃1.1か月分」と書かれていたら、承諾の有無を確認する価値があります。

引っ越しの落とし穴は「解約手数料」

国土交通省の標準引越運送約款では、荷送人の都合で解約・延期した場合の手数料の上限が、見積書に記載した受取日の前々日で見積運賃等の20%以内、前日で30%以内、当日で50%以内と定められています(第21条)。

式の日程変更や新居の引き渡し遅れで引っ越し日がずれるのは、結婚ではよくある話です。約款では見積書に解約手数料の額を記載することも定められているので、契約時に必ずその欄を確認してください。

婚姻届そのものの実費は、いまはほぼゼロ円

令和6年3月1日施行の改正戸籍法により、婚姻届を含む戸籍の届出をするときの戸籍証明書(戸籍謄本)の添付は原則不要になりました。本籍地以外の窓口に出す場合も、職員が本籍地の戸籍を確認できるためです(法務省の案内による)。

ただしコンピュータ化されていない戸籍など、例外的に提出を求められる場合があります。提出予定の市区町村の公式ページで、自分のケースが例外に当たらないかだけ確認しておくと安心です。

婚姻届をかわいいデザインのものにしたい人向けに、受理される条件と受理されないケースを別の記事でまとめています。

📌 出典と注記
家賃:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)結果」。仲介手数料:国土交通省告示「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」(昭和45年建設省告示第1552号/最終改正 令和6年6月21日国土交通省告示第949号)。引っ越し:国土交通省「標準引越運送約款」(平成2年運輸省告示第577号/最終改正 平成31年国土交通省告示第321号)第3条・第21条。婚姻届:法務省「戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行)」。いずれも2026年9月15日に当ブログが確認しました。

「全部やった」「削った」「入籍のみ」を同じ表で比べる

テーブルで家計を確認している手元

ここまでの数字を、3つの進め方に組み替えて並べます。すべて公的調査と各社の公式料金から当ブログが積み上げた試算です。

スクロールできます
項目A:全部やるB:親族中心に削るC:入籍中心
婚約指輪39.0万円なしなし
結婚指輪(二人分)29.7万円29.7万円29.7万円
両家の顔合わせ8.3万円8.3万円8.3万円
式・披露宴・フォト298.6万円29.6万円(10名会食付き挙式)5.5万〜12.6万円(フォトのみ)
新婚旅行61.6万円なしなし
婚姻届の実費0円0円0円
かかる総額約437.2万円約67.6万円約43.5万〜50.6万円
ご祝儀▲187.1万円見込まないなし
親・親族の援助▲168.6万円(あった場合)見込まないなし
実際の持ち出し約81.5万〜250.1万円約67.6万円約43.5万〜50.6万円
当ブログによる試算です。挙式披露宴(両方実施した人の総額)とご祝儀は「結婚マーケット調査2025」全国、指輪・顔合わせ・新婚旅行・親族援助は「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」全国(推計値・2024年調査)、Bの挙式+10名会食は小さな結婚式(東京・表参道チャペル)の公式サイト掲載の平日・税込通常価格295,720円、Cのフォトウェディングはスタジオ撮影の基本料金5,500円〜と全データ付きプラン最大125,730円のうち低価格帯を採用しています(すべて2026年9月15日確認)。Aの持ち出しは、親・親族からの援助がなかった場合を上限、あった場合を下限として示しました。新生活の費用は物件・地域差が大きいため、この表には含めていません。

3つの表の読み方

Aは各項目の全国平均を単純に足したもので、実在するひと組のカップルの実額ではありません。平均の合計なので、現実にはこれより高い人も低い人もいます。

BとCは平均ではなく、各社が公式サイトで公開している価格から組んだ「実際に選べば成立する金額」です。性質が違うので、A同士・BC同士で比べるのが正しい使い方になります。

削るなら、効くのは上から3つだけ

総額を大きく動かすのは、式・披露宴(298.6万円)、新婚旅行(61.6万円)、婚約指輪(39.0万円)の3項目です。この3つで全体の約91%を占めます。

逆に顔合わせの8.3万円や婚姻届の実費は、どれだけ節約しても総額はほとんど動きません。削る議論をするなら、金額の大きい3つだけに絞ったほうが話が早く終わります。

式を挙げた人・挙げなかった人の声

カフェの窓際で結婚について話し合うカップル

金額だけでは決められない部分なので、実際の投稿を両方の立場から拾いました。当ブログがYahoo!知恵袋の質問ページを読んで要約したもので、原文の転載ではありません。

「挙げなくてよかった」という声

式をやらなかった人からは、浮いた費用を別のことに使えたという声と、準備の負担がなかったという声の両方が出ています。

一方で「やっつけ仕事になってしまった」と振り返る投稿もあり、やらなかった人が全員満足しているわけではありません。

💬 式を挙げなかった人の投稿

★★★★★ Yahoo!知恵袋/2023年5月25日投稿の回答

式をしなかったことで気が重くなることもなく後悔もない。式の費用が浮いたぶん、二人で旅行に行けたという内容でした。

★★★★☆ Yahoo!知恵袋/2023年5月25日投稿の回答

大勢の前が苦手で友人も少ないため実施しなかったが、特に後悔はないという内容でした。ご祝儀や贈り物は受け取ったとのことです。

★★★☆☆ Yahoo!知恵袋/2022年6月21日投稿の回答

数百万円が浮いたので生活資金に充てたほうが賢いと考えた、という内容でした。指輪も高額なものは選ばなかったとのことです。

★★☆☆☆ Yahoo!知恵袋/2022年6月14日投稿の回答

式は挙げたものの「やっつけ仕事だった」と夫婦で振り返っている、という内容でした。やらないほうがよかったという立場です。

出典:Yahoo!知恵袋「結婚式ってやらないと後悔しますか?」「結婚式しなくてよかった、もしくはするんじゃなかったって話が聞きたいです」の各回答を、2026年9月15日に当ブログが読んで要約したものです(原文の転載ではありません)。

「挙げてよかった」「区切りは必要」という声

挙げた側からは、節目としての儀式に価値があったという声や、親が喜んだという声が出ています。写真だけでは区切りがつかなかった、という感覚を語る投稿もありました。

金額の話ではなく「誰に、どう伝えたいか」で結論が変わっているのが、両方の投稿に共通する特徴です。

💬 式を挙げた側・挙げるべきという投稿

★★★★★ Yahoo!知恵袋/2020年7月28日投稿の回答

人生の節目として儀式は大切だという内容でした。泣いてしまうことを気にする必要はなく、手紙も読みたくなければ読まなくてよいと勧めています。

★★★★☆ Yahoo!知恵袋/2020年7月27日投稿の回答

自分と姉妹の結婚式での実体験として、参列者が泣くのは想定内で式場スタッフも対応してくれた、親が望んでいるなら見送るのは惜しい、という内容でした。

★★★☆☆ Yahoo!知恵袋/フォトウェディングに関する質問への回答

写真だけでは結婚式とは言えないと感じる家族もいる、小規模な食事会という折衷案もある、という内容でした。別の回答者は「披露宴なし・挙式のみ」という中間案を挙げています。

出典:Yahoo!知恵袋「結婚式は両親にとっての最高の恩返しだと言いますが、自分はあまり挙げたいと思っていません」「フォトウェディングだけやるのは後悔するでしょうか?」の各回答を、2026年9月15日に当ブログが読んで要約したものです(原文の転載ではありません)。投稿は個人の意見であり、どちらが正しいというものではありません。

費用で失敗しないための3つのチェック

電卓とノートで婚活にかかる費用を計算している手元

最後に、金額を決める前に確認しておきたいポイントを3つに絞ります。どれも数字を見る前にやっておくと、後戻りが減ります。

チェック1|親に聞く前に「援助なし」で組んでおく

援助があった人は74.2%で、4人に1人はありません。援助を前提に会場を決めてしまうと、話が違ったときに引き返せなくなります。

まず援助ゼロで成立する案を作り、そのうえで親に相談するのが安全な順番です。援助が出たら、その分は貯金に回すか、やりたかった項目を1つ足すかを選べます。

チェック2|見積書は「解約したらいくらか」まで読む

式場も引っ越し業者も、キャンセル料の条件が契約書や約款に書かれています。引っ越しは標準引越運送約款で当日50%以内・前日30%以内・前々日20%以内という上限が決まっており、見積書に解約手数料の額を書くことも定められています。

結婚は日程が動きやすいイベントです。契約前に「この日から先はいくら取られるのか」を確認しておくだけで、想定外の出費をかなり防げます。

チェック3|「やらない」も対等な選択肢として机に載せる

披露宴を実施した人は43.1%で、しない人のほうが多数派です。やらないことは節約のための妥協ではなく、いまは普通の選び方になっています。

逆に、やりたいのに費用を理由に諦めるのももったいない選択です。親族のみ・食事会のみ・写真のみといった中間の形が公式プランとして用意されているので、0か100かで考えないでください。

よくある質問

婚活のよくある質問

結婚までにかかる費用は、結局いくらですか?

やる項目によって大きく変わります。当ブログの試算では、指輪・顔合わせ・式・新婚旅行まで全部やった場合が約437万円、親族中心の少人数で削った場合が約68万円、入籍とフォトウェディング中心なら約44万〜51万円でした。

全部やった場合でも、ご祝儀187.1万円(2025年調査)と親・親族からの援助168.6万円(あった場合・2024年調査)を引くと、実際の持ち出しは約82万〜250万円になります。

いずれも全国の平均額と各社の公式料金から積み上げた数字で、地域と会場によって大きく動きます。

結婚式の相場は300万円と聞きましたが、本当ですか?

「挙式と披露宴の両方を実施した人」に限れば近い数字です。結婚マーケット調査2025(全国)では、両方を実施した人の費用総額は平均298.6万円で、最多の価格帯は300万〜350万円でした。

ただし同じ調査で、挙式のみなら140.4万円、披露宴のみなら200.6万円、結婚を機とした食事会のみなら39.5万円、全体では210.1万円です。「300万円」はあくまで一番大きいスタイルの数字だと理解してください。

婚約指輪は必ず買わないといけませんか?

義務ではありません。調査に出てくる平均額39.0万円(全国・2024年調査)は、婚約指輪を用意した人だけを集計した数字で、用意しなかった人は含まれていません。

婚約指輪を省いて結婚指輪(二人分・全国29.7万円)だけにするカップルもいます。総額に対して効きやすい項目なので、二人で話し合って決めて構いません。

婚姻届を出すのにお金はかかりますか?

令和6年3月1日施行の改正戸籍法により、婚姻届を出すときの戸籍証明書(戸籍謄本)の添付は原則不要になりました。本籍地以外の市区町村に出す場合も、窓口で本籍地の戸籍を確認できるためです。

そのため婚姻届そのものの実費はほぼゼロ円です。ただしコンピュータ化されていない戸籍など例外があるので、提出予定の市区町村の公式ページで確認しておくと安心です。

少人数の結婚式にすれば、自己負担も減りますか?

総額は下がりますが、自己負担が同じ比率で下がるとは限りません。人数を減らすとご祝儀も減る一方で、会場費や衣装代などの固定費は人数に比例して下がらないためです。

遠方の親族を招く場合は、宿泊費や交通費の負担も発生します。比べるときは総額ではなく「ご祝儀と援助を引いたあとの持ち出し額」で見てください。

まとめ|結婚までの費用は「やると決めたぶん」だけかかる

婚活記事のまとめ

✅ まとめ:結婚までの費用で押さえる7つのポイント

  • 費用は「婚活・交際・婚約・式・新生活」の5ブロックの積み上げで決まる
  • 必ず発生するのは婚活と新生活だけで、指輪も式も旅行も選べる支出
  • 調査に出る平均額は「実施した人の平均」で、やらなかった人は入っていない
  • 全部やった場合は全国平均で約437万円、ご祝儀と援助を引くと約82万〜250万円
  • 親族中心なら約68万円、入籍とフォト中心なら約44万〜51万円で成立する
  • 披露宴の実施率は43.1%で、やらない人のほうがすでに多数派
  • 婚姻届の実費はほぼゼロ、引っ越しの解約手数料は当日50%以内と決まっている

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