「バツイチだと婚活は厳しい」「子どもがいると相手にされない」——本当にそうなのでしょうか。
検索して出てくるのは、精神論か、相談所のインタビュー記事ばかりです。数字がないまま「大丈夫です」と言われても、動く材料にはなりません。
実際のところ、いま日本で結婚している人のうち、どれくらいが再婚なのか。離婚した人はその後どれくらい再婚しているのか。年齢で差はあるのか。全部、国が毎年出している統計に答えが書いてあります。
この記事では、2026年9月10日に厚生労働省・国立社会保障人口問題研究所・IBJの一次資料を実際にダウンロードして取った数字と、Yahoo!知恵袋やApp Storeに投稿された実際の声だけを使って、バツイチ・シングルマザー/ファザーの婚活の現在地と、手段別の向き不向きを整理します。
📖 この記事でわかること
- 2025年(概数)の婚姻のうち再婚が占める割合(夫17.5%・妻15.4%)という最新の数字
- 離婚後5年以内に再婚した人の割合を、離婚時の年齢別に見た実数(20代と40代で倍近く違う)
- 結婚相談所のデータでは、再婚者はむしろ不利ではないという事実と、その母数
- 子どもがいる場合に相手が実際に見ている条件(公的調査の項目と割合)
- 再婚特化アプリ/結婚相談所/再婚向けパーティーの費用・本気度・子どもへの理解の比較
- App Store・Yahoo!知恵袋に投稿された、良い声と厳しい声の両方
🔖 結論:数字で見たバツイチ婚活の現在地(2026年9月10日・26日に一次資料で確認)
2025年の婚姻で夫が再婚
17.5%
同・妻が再婚
15.4%
離婚後5年以内の再婚・夫
26.6%
同・妻
22.1%
結論から書きます。バツイチの婚活は「厳しい」のではなく、土俵によって難易度が極端に変わるのが実態です。離婚歴を説明しなければならない場所では毎回ゼロから消耗し、離婚歴が前提になっている場所では最初のハードルがそもそも存在しません。
そして年齢の影響は、離婚歴そのものよりはるかに大きい。離婚後5年以内の再婚率は、25〜29歳で離婚した夫が39.1%なのに対し、45〜49歳では19.4%まで下がります。急ぐべきなのは「バツイチだから」ではなく「年齢が動くから」です。
◎ 数字が味方する人
離婚歴を前提にした場に移れる人・条件より「説明しなくていい相手」を優先できる人
△ 苦しくなる人
初婚どうしが主戦場の場に留まり続ける人・自分はバツイチなのに相手には初婚を求める人
出典:厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」図表4-6(2026年9月26日確認)/厚生労働省「平成28年度 人口動態統計特殊報告 婚姻に関する統計」表4(2026年9月10日確認)。いずれも当ブログがPDFを取得して確認
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バツイチの婚活は本当に厳しい?まず再婚のデータで現在地を確認する

「厳しい」という言葉には主語がありません。何と比べて厳しいのかを、国が毎年出している数字で確認するところから始めます。ここで扱うのはすべて厚生労働省の人口動態統計で、2026年9月10日にPDFを取得して該当表を読んだ値です。
ライバツイチって、婚活の場だとやっぱり少数派なんちゃうの?



それが、思っているほど少数派やないんです。数字を順番に見ていきましょう。
2025年の婚姻は、夫の17.5%・妻の15.4%が再婚だった
令和7年(2025年)の婚姻件数は概数で48万9119組で、前年(令和6年・確定数)の48万5092組から4027組増えました。この48万組あまりのうち、再婚件数の割合は夫が17.5%、妻が15.4%です。
ざっくり言えば、結婚する男性のおよそ6人に1人、女性のおよそ6〜7人に1人が再婚だということになります。厚生労働省は同じ資料で「夫妻ともに前年より低下している」とも書いており、右肩上がりが続いているわけではない点は正確に押さえておきます。
「夫婦のどちらかが再婚」で数えると、4組に1組を超えていた時期がある
夫か妻のどちらかが再婚、という数え方をすると割合はさらに上がります。平成27年(2015年)の婚姻63万5156組のうち、夫妻とも再婚またはどちらか一方が再婚だったのは17万181組で、構成割合は26.8%でした。
内訳は夫初婚-妻再婚が7.1%、夫再婚-妻初婚が10.0%、夫妻とも再婚が9.7%です。昭和50年(1975年)の12.7%から倍以上に増えており、「再婚を含む結婚」は珍しい形ではなくなっています。
離婚した人の4人に1人前後は、5年以内に再婚している
では、離婚した人はその後どうなっているのか。平成23年(2011年)に離婚した人のうち、離婚した年を含む5年以内に再婚した割合は夫26.6%・妻22.1%でした。平成19年(2007年)に離婚した人では夫28.4%・妻24.2%です。
どの年次でも夫のほうが高く、そして夫はどの年次でも25%を超えています。離婚を「終わり」だと思っている人が多いのですが、統計上は4人に1人前後が5年のうちに次の結婚をしています。
効いているのは離婚歴より年齢。20代と40代で倍近い差がある
この記事で一番見てほしいのが次の表です。同じ「離婚後5年以内の再婚率」を、離婚したときの年齢階級別に分けたものです。
25〜29歳で離婚した夫は39.1%が5年以内に再婚しているのに対し、45〜49歳では19.4%。妻は25〜29歳の34.7%に対し、45〜49歳は13.0%です。バツイチかどうかより、何歳で動き始めるかのほうがはるかに大きく効いていることが数字で見えます。
| 離婚時の年齢 | 夫(5年以内に再婚) | 妻(5年以内に再婚) |
|---|---|---|
| 総数 | 26.6% | 22.1% |
| 20〜24歳 | 37.2% | 36.8% |
| 25〜29歳 | 39.1% | 34.7% |
| 30〜34歳 | 36.3% | 29.2% |
| 35〜39歳 | 29.8% | 20.3% |
| 40〜44歳 | 22.2% | 14.0% |
| 45〜49歳 | 19.4% | 13.0% |
| 50歳以上 | 16.0% | 10.8% |
📚 出典:厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」図表4-6/厚生労働省「平成28年度 人口動態統計特殊報告 婚姻に関する統計」表1・表4。いずれも公表PDFを当ブログが取得し(令和7年分は2026年9月26日、特殊報告は2026年9月10日)、該当表の数値を直接確認しました。
「離婚は珍しくない」という前提そのものを数字で確認したい人は、離婚率を一次資料で整理した記事もあわせてどうぞ。「3組に1組が離婚」という有名な言い回しが、なぜ誤解なのかもここで説明しています。


結婚相談所の実績データでは、再婚者はむしろ不利ではない


公的統計は「日本全体」の話ですが、婚活の場に限った数字も公開されています。結婚相談所連盟最大手のIBJが毎年出している成婚白書です。ここは母数と発表日まで明示されているので、そのまま引用できます。
再婚女性の47.2%は、初婚男性と成婚している
IBJが2026年7月2日に公開した発表によると、2025年に成婚した再婚女性1,046名のうち、47.2%が初婚男性と成婚しています。再婚男性と成婚した割合は47.5%で、ほぼ同水準です。
つまり相談所という土俵では「バツイチはバツイチとしか結婚できない」という前提が成立していません。初婚男性とほぼ半々で成立しているというのが、実際に成婚した人の内訳です。
成婚までの期間は、初婚より約1ヶ月短い
同じ発表では、成婚までの期間の中央値が初婚女性8.2ヶ月に対して再婚女性は7.1ヶ月と、約1ヶ月短いことも示されています(比較対象の初婚女性は8,291名)。
理由は白書に断定的には書かれていませんが、一度結婚生活を経験しているぶん、相手に何を確認すべきかが具体的で、判断が早いという解釈は自然です。少なくとも「再婚は時間がかかる」という思い込みは、このデータとは逆向きです。
初婚男性と成婚した再婚女性のうち、25.5%は子どもがいた
初婚男性と成婚した再婚女性494組のうち、子どもがいる女性は25.5%でした。4人に1人です。ここは正直に読む必要があって、裏を返せば7割以上は子どもがいないケースだということでもあります。
子どもの有無が相手選びに影響しない、とは言えません。ただ「子どもがいたら初婚男性とは成立しない」という話でもない、というのが数字の示す範囲です。この線引きを曖昧にした記事が多いので、あえてはっきり書いておきます。
| 項目 | 数値 | 母数 |
|---|---|---|
| 再婚女性が初婚男性と成婚した割合 | 47.2% | 再婚女性1,046名 |
| 再婚女性が再婚男性と成婚した割合 | 47.5% | 同上 |
| 初婚男性と成婚した再婚女性のうち子どもあり | 25.5% | 494組 |
| 成婚までの期間の中央値(初婚女性) | 8.2ヶ月 | 初婚女性8,291名 |
| 成婚までの期間の中央値(再婚女性) | 7.1ヶ月 | 再婚女性1,046名 |
📚 出典:株式会社IBJ プレスリリース「再婚女性の約47%が“初婚男性”と成婚。婚姻歴を問わないマッチングが進む。」(2026年7月2日発表・2025年IBJ成婚白書より)。2026年9月10日に当ブログが確認。数値はIBJ加盟相談所の成婚者データであり、日本全体の統計ではありません。



相談所やと再婚のほうが早いんや……。ちょっと意外やなあ。
子どもがいる場合、相手は実際に何を見ているのか


ここが一番気になるところだと思います。「子連れだと選ばれない」という漠然とした不安を、公的調査の項目に置き換えて具体化します。使うのは国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査です。
男女とも重視するのは「人柄」「家事・育児の能力や姿勢」「仕事への理解」
第17回出生動向基本調査(2025年6月実施・2026年9月11日公表・独身者調査の有効票6,756票)では、結婚相手に求める条件として重視されるのは男女とも「人柄」「家事・育児の能力や姿勢」「仕事への理解」であると整理されています。
注目してほしいのは、上位3つのうち2つが「一緒に生活を回せるかどうか」の話だという点です。学歴や容姿より先に、生活の運転能力を見られている。子どもがいる人にとって、これはむしろ経験が武器になる領域です。
👩 女性が夫となる相手に求める条件
- 家事・育児の能力や姿勢を重視=68.4%(前回70.2%と同じく約7割)
- 「容姿」を求める割合も以前より増加
- 上位は人柄・家事育児・仕事への理解
👨 男性が妻となる相手に求める条件
- 経済力を重視・考慮=55.6%(前回48.2%から上昇)
- パートナーに望むライフコースは「両立」が39.2%で前回に続き最多
- 上位は人柄・家事育児・仕事への理解
シングルマザーにとっての追い風は「働き続ける前提」が主流になったこと
同じ調査で、男性が自分のパートナーに望むライフコースは「仕事と子育ての両立」が39.2%で、前回(2021年)に続き最多です。未婚女性側の理想も両立コースが36.5%で最多です。
専業主婦を前提にした結婚像が主流だった時代と比べると、働きながら子どもを育てている実績は「マイナスの事情」ではなく、相手が望んでいる形とむしろ噛み合います。ここは自分から下げて説明しないほうがいい部分です。
統計に出てこないが、実務で必ず聞かれる4つのこと
調査項目にはありませんが、子どもがいる婚活では実務的に必ず整理を求められる論点があります。①親権と養育費の取り決めがどうなっているか、②前の配偶者との面会交流の頻度、③子どもとの同居/別居、④土日や夜に動ける時間がどれくらいあるか、の4つです。
これらは「答えが良いか悪いか」ではなく、決まっているかどうかを見られています。未確定のまま進めると、真剣な相手ほど判断を保留します。プロフィールに書くかどうかは別として、自分の中で先に確定させておく作業が最短ルートです。
前婚の話し方は「事実だけ・短く」が一番強い
離婚理由を長く説明するほど、相手は「まだ引きずっている」と受け取ります。逆に隠して後から出すと、内容ではなく隠したこと自体が問題になります。
事実を短く伝えて、そのあと今の生活の話に戻せる人が一番強い、というのは婚活の場でよく言われることです。ここは離婚歴のある人だけの課題ではなく、聞かれて困る過去を持つ全員に共通します。
📚 出典:国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査 結果の概要」(2025年6月実施・2026年9月11日公表・独身者調査 有効票6,756票)の調査結果のポイントおよび図表3-1・3-3。公表PDFと図表の公開CSVを2026年10月5日に当ブログが取得して確認。なお「統計に出てこない4つ」は調査結果ではなく、婚活の実務上の論点として当ブログが整理したものです。
手段別の向き不向き|再婚特化アプリ・結婚相談所・再婚向けパーティー


ここまでのデータを踏まえて、実際にどこで動くかの話に入ります。バツイチ・シングルマザー/ファザーにとっての選択肢は大きく3つで、効いてくる軸は「費用」「相手の本気度」「離婚歴と子どもへの理解」の3つです。
| 比較軸 | 再婚特化アプリ | 結婚相談所 | 再婚向けパーティー |
|---|---|---|---|
| 費用の目安 | 男性 月3,800円〜/女性 無料(マリッシュの場合) | 登録料33,000円+初期費用66,000〜198,000円+月会費14,300〜26,400円+成婚料220,000円(パートナーエージェントの場合) | 1回あたり男性3,000〜7,000円/女性1,000〜5,000円が相場 |
| 独身であることの確認 | 年齢確認・本人確認はあるが独身証明書は必須ではない | 独身証明書・収入証明書・学歴証明書の提出が必須 | 主催者により異なる |
| 離婚歴・子どもへの理解 | 再婚をコンセプトに掲げる場ならプロフィール以前に共有される | 再婚可・シングルマザー向けプランの明記があるか要確認 | 「バツイチ・再婚」ジャンルのイベントを選べば前提が揃う |
| 会うまでの速さ | 自分次第・メッセージ次第で長引くこともある | お見合い日程は仲人が調整するので早い | その日のうちに会える |
| 向いている状況 | 費用を抑えて母数を見たい/説明のコストを消したい | 期限を切りたい/既婚者リスクを構造的に排除したい | 文章より会って話すほうが伝わる/場慣れしたい |
再婚特化アプリ:説明のコストがゼロになるのが最大の価値
一般的なマッチングアプリは初婚どうしの恋活が主戦場です。そこに離婚歴や子どもの情報を置くと、毎回ゼロから説明して反応を待つ作業が発生し、これが精神的に一番消耗します。
再婚をコンセプトに掲げているアプリでは、その工程がそもそも要りません。費用も月3,800円台からと桁が小さいので、「自分の条件で候補が何人いるのか」を確かめる最初の一歩としては合理的です。
結婚相談所:既婚者リスクとドタキャンが構造的に消える
相談所の価値は、入会時に独身証明書などの提出が必須である点に尽きます。「結婚を考えている独身者しかいない」という前提で会えるので、アプリで一番きつい「相手の本気度が読めない」という消耗がなくなります。
一方で費用は桁が変わります。パートナーエージェントのオンラインコースでも、登録料33,000円+初期費用66,000円+月会費14,300円+成婚時220,000円という構成です。時間をお金で買う選択だと理解して入るなら、再婚活とは相性がいい手段です。
再婚向けパーティー:1回数千円で「前提が揃った人」とだけ会える
婚活パーティーの参加費相場は男性3,000〜7,000円・女性1,000〜5,000円程度で、バツイチ・再婚ジャンルだからといって特別に高くなるわけではありません。パーティー検索サイトには「バツイチ・再婚」「シングルマザー」といったジャンル別の一覧が常設されています。
強みは、その日のうちに複数人と直接話せること。文章のやり取りが苦手な人、子どもがいて長期の連絡を続けにくい人には現実的な選択肢です。弱みは、独身確認の基準が主催者によって違う点なので、申し込み前に確認してください。
おすすめの順番は「安いほうから試して、半年で判定する」
3つを同時に始める必要はありません。費用が一番小さいアプリで半年動いて、会うところまで進むかどうかを見る。進まなければ場所の問題なので、相談所かパーティーに移す。この順番なら、判断のたびに失うお金が最小で済みます。
前の章で見たとおり、再婚率は年齢とともに確実に下がります。ダラダラ同じ場所で続けるのが一番損をするので、「半年で判定する」という期限だけは最初に決めておいてください。



3つとも気になるけど、いきなり相談所はハードル高いなあ……。



それでええんです。まず安いところで母数を見て、動かへんかったら場所を変える。順番を守るだけで無駄が減りますよ。
アプリを軸にする場合、40代前後だと会員層の違いが結果を大きく左右します。料金と会員層を並べた比較はこちらにまとめています。


土俵別に選ぶなら|再婚特化アプリと相談所の具体的な選択肢


ここでは、上の比較表のうち「離婚歴・子どもへの理解」が公式サイトに明記されている2社だけを挙げます。公式で確認できなかったサービスは載せません。金額はすべて2026年9月10日に公式サイトで確認した税込額です。
マリッシュの評判・口コミ、サクラの話、退会と自動更新の注意点まで詳しく知りたい人は、指名記事にまとめています。


実際の投稿から見る、バツイチ・シンママ婚活のリアル


データだけでは温度がわかりません。ここからは、実際にネット上に投稿されている声を確認日つきで紹介します。良い声も厳しい声も、こちらで作文したものは一つもありません。
良い声:バツイチであることが不利になっていない投稿
再婚特化アプリのApp Storeレビューには、離婚歴があった状態から実際に相手が見つかったという投稿が複数あります。共通しているのは「同年代が多い」「真剣な人がいた」という点でした。
ただし投稿年はやや古いものが多く、現在の会員層をそのまま表しているとは限りません。参考値として読んでください。
💬 App Storeに投稿された良い評価(要約)
★★★★★ 「カップル成立しました」2021年3月16日投稿
離婚歴があり子どももいる状態から、1ヶ月ほどで交際に至ったという投稿。サクラが少なく同年代が多いと評価する一方、料金はやや高いとも書かれています。
★★★★★ 「ちゃんと出会えるマッチングアプリ」2020年1月29日投稿
40代半ばの離婚歴ありの男性が、4ヶ月ほどで交際相手を見つけたという内容。30〜40代の利用者に向いていると書かれています。
★★★★★ 「ありがとうございました」2019年4月1日投稿
離婚から再スタートしたい人に向いているとして、実際に会うところまで進めたという投稿です。
出典:App Store「マリッシュ(marrish) 婚活・再婚活のマッチングアプリ」レビュー欄(評価3.7・約50,000件)。2026年9月10日に当ブログが確認。投稿は要約で、原文の直接引用ではありません。
厳しい声:不満は「会えない」「課金」「安全性」に集中している
同じレビュー欄の低評価を読むと、内容ははっきり3つに固まります。会う直前でキャンセルされる、課金した直後に相手が退会している、そして詐欺まがいの相手に遭ったという安全面の訴えです。
これは再婚特化かどうかとは別に、マッチングアプリという仕組みそのものが抱える弱点です。ここが我慢できないなら、独身証明が必須の場に移るという判断のほうが早い、という材料になります。
💬 App Storeに投稿された低い評価(要約)
★☆☆☆☆ 「サクラしかいない」2019年2月7日投稿
約20人とやり取りしたうち15人が直前でキャンセルになったという投稿。会う約束まで進んでも実際に会えないケースが多いという訴えです。
★☆☆☆☆ 「男女差何とかならんの」2021年12月24日投稿
男性有料・女性無料という料金設計への不満と、高額な期間プランに課金したあとで相手が退会してしまうことへの不満が書かれています。
★☆☆☆☆ 「ぼったくりバーに連れて行かれた」2020年9月5日投稿
マッチングした相手による被害と、運営の対応が不十分だったという訴えです。安全面のリスクが実際に投稿されている点は正直に書いておきます。
出典:App Store「マリッシュ(marrish) 婚活・再婚活のマッチングアプリ」レビュー欄。2026年9月10日に当ブログが確認。投稿は要約で、原文の直接引用ではありません。
Q&Aサイトの投稿:バツイチ男性の不安と、返ってきた答え
Yahoo!知恵袋には、28歳で離婚した男性が「バツイチだと再婚活は厳しいのか」と質問した投稿があります(2023年5月1日投稿)。回答で目立ったのは、離婚歴そのものより条件設定の矛盾を指摘する声でした。
質問者は相手に「子どもがいない人」を希望していたのですが、自分にはある事情を相手には求めない、という設計が厳しさを生むという指摘です。婚活サービスの利用を勧める回答も複数ついていました。
シングルマザーの再婚について、仲人側から出た回答
同じくYahoo!知恵袋で「シングルマザーの再婚が難しいのは、男性が血の繋がらない子を育てたくないからではないか」という質問(2025年6月21日投稿)に対し、結婚相談所の仲人を名乗る回答者がついています。
その回答の要旨は、年齢差の大きい組み合わせは需要が少なく成立しにくいこと、そして高収入層は同年代とのマッチングのほうが成果が出ているというものでした。別の回答では、障壁は「血のつながり」より経済面の条件だという指摘も出ています。つまり、感情の問題として語られがちな部分が、実務では条件設計の問題として扱われているということです。
📚 出典:Yahoo!知恵袋 質問ID q11279322001(2023年5月1日投稿)/同 q14316542464(2025年6月21日投稿)。いずれも2026年9月10日に当ブログが閲覧し、内容を要約しました。回答者の属性は投稿者の自称であり、当ブログで検証したものではありません。



「自分はバツイチやのに、相手には初婚を求める」……これ、けっこう刺さる人おるやろなあ。
選ばれる土俵の見つけ方|こんな状況ならここ、という線引き


最後に、状況別の線引きをはっきり書きます。合わない場所で頑張り続けるのが一番時間を失うので、当てはまらないものは切り捨ててください。
◎ 再婚特化アプリが合う人
- 離婚歴の説明そのものに疲れている
- まず月数千円で母数を確認したい
- 子どもがいて長時間の外出が難しい
- 会う前に声・顔で確かめたい
◎ 結婚相談所が合う人
- 既婚者・冷やかしを構造的に排除したい
- 年齢的に期限を切りたい
- お見合いの日程調整を任せたい
- 費用より時間を優先できる
「説明しなくていい場所」を最優先にする人は、再婚特化アプリから
バツイチ婚活で一番消耗するのは、条件が合わないことではなく、毎回ゼロから事情を伝えて反応を待つ工程です。ここを消せるかどうかで、続けられる期間がまったく変わります。
再婚をコンセプトに掲げている場では、その工程が最初から存在しません。費用も小さいので、最初の一歩としてはここが合理的です。
年齢が上がっている人ほど、期限を切れる場所を選ぶ
この記事の前半で見たとおり、離婚後5年以内の再婚率は35〜39歳で夫29.8%・妻20.3%、45〜49歳では夫19.4%・妻13.0%まで下がります。年齢は待っていても味方になりません。
40代以降で動くなら、日程調整まで任せられて相手の独身が確認されている場所のほうが、同じ半年でも会える人数が違ってきます。費用の桁は上がりますが、買っているのは時間です。
文章より会って話すほうが伝わる人は、再婚向けパーティーを1回挟む
メッセージのやり取りが苦手な人は、アプリだと本来の良さが出る前に終わってしまいます。1回数千円で複数人と直接話せるパーティーは、その場合の抜け道になります。
「バツイチ・再婚」ジャンルのイベントを選べば、離婚歴の説明も不要です。ただし独身確認の基準は主催者によって違うので、申し込み前に確認してください。婚活パーティー全体の流れや服装が不安な人は、初参加向けのガイド記事も用意しています。
相談所側から見えたこと(運営者は初婚です)
先に断っておくと、当ブログの運営者は初婚で、結婚相談所(パートナーエージェント)を通じて成婚しました。再婚の当事者ではないので、再婚の一次体験としては何も書けません。
ただ、相談所で活動していた側として言えるのは、お見合いの相手に再婚希望の方がいるのはごく普通のことだった、ということです。プロフィールに婚姻歴が明記されている環境では、それは「打ち明けるべき秘密」ではなく最初から出ている条件の一つになります。この構造の違いが、同じ人でも進み方を変えます。
相談所で実際にどう進んだのか、費用と期間を含めた記録はこちらにまとめています。再婚活で相談所を検討している人にも、進み方の目安として参考になるはずです。


よくある質問


離婚歴は、どのタイミングで相手に伝えるべきですか?
結論としては、相手が知る前提になっている場所を選ぶのが一番確実です。再婚をコンセプトにしたアプリや結婚相談所ではプロフィールに婚姻歴が出るため、伝えるタイミングを悩む工程そのものが発生しません。
婚姻歴が表示されない場でやり取りする場合は、会う前までに伝えるのが無難です。実際にYahoo!知恵袋にも、打ち明けるのが遅れて関係がこじれたという相談が複数投稿されています。内容そのものより、後出しになったことが問題になりやすいためです。
子どもがいると、初婚の人とは結婚できないのでしょうか?
そんなことはありません。IBJが2026年7月2日に公開したデータでは、2025年に成婚した再婚女性1,046名のうち47.2%が初婚男性と成婚しており、そのうち25.5%(494組ベース)は子どものいる女性でした。
ただし正直に読むと、初婚男性と成婚した再婚女性の7割以上は子どもがいないケースです。「不可能ではないが、子どもの有無が相手選びに影響しないわけでもない」というのが数字の示す範囲になります。
理解のある層が集まる場を選ぶ意味は、ここにあります。
40代のバツイチでも間に合いますか?
間に合わないということはありませんが、スピード感は変わります。厚生労働省の統計では、離婚後5年以内に再婚した割合は40〜44歳で離婚した夫が22.2%・妻が14.0%、45〜49歳では夫19.4%・妻13.0%です。25〜29歳の夫39.1%・妻34.7%と比べると、確実に下がります。
だからこそ40代以降は「安い場所でだらだら続ける」のが一番損になります。半年で判定する、進まなければ場所を変える、という期限を先に決めてから始めてください。
シングルマザーだと、婚活の費用が負担になりませんか?
手段によって桁が違うので、そこで調整できます。マリッシュは女性が完全無料(2026年9月10日公式確認)で、婚活パーティーの参加費相場も女性は1回1,000〜5,000円程度です。まずはこの範囲で始めれば、費用の負担はほとんど発生しません。
結婚相談所は登録料33,000円・初期費用66,000円〜・月会費14,300円〜・成婚料220,000円(パートナーエージェントの場合)と負担が大きくなります。
パートナーエージェントには「シングルマザー応援プラン」の記載がありますが、適用条件と割引内容は変わり得るため、無料相談で直接確認してください。
バツイチ同士のほうが、うまくいきやすいですか?
データ上は、どちらかに偏っていません。IBJの2025年成婚データでは、再婚女性が初婚男性と成婚した割合が47.2%、再婚男性と成婚した割合が47.5%と、ほぼ同水準でした。相手を再婚者に限定する必要はない、というのがこの数字の意味です。
むしろ気をつけたいのは、自分には離婚歴があるのに相手には初婚を求める、という条件設定です。Yahoo!知恵袋の相談でも、この矛盾を指摘する回答が実際についていました。
相手に求める条件を、自分の状況と釣り合う形に整えるほうが結果につながります。
まとめ:バツイチ婚活は「厳しい」のではなく、土俵で決まる


✅ この記事のポイントまとめ
- 2025年(概数)の婚姻48万9119組のうち、再婚の割合は夫17.5%・妻15.4%(前年より低下)
- 「夫妻のどちらかが再婚」で数えると、2015年時点で26.8%=4組に1組超
- 離婚後5年以内の再婚は夫26.6%・妻22.1%。離婚は統計上「終わり」ではない
- 効いているのは離婚歴より年齢。25〜29歳の夫39.1%に対し45〜49歳は19.4%
- IBJの2025年成婚データでは、再婚女性の47.2%が初婚男性と成婚している
- 成婚までの期間の中央値は再婚女性7.1ヶ月で、初婚女性8.2ヶ月より短い
- 相手が見ているのは人柄・家事育児の能力や姿勢・仕事への理解(公的調査)
- 女性の68.4%が夫に家事・育児の能力や姿勢を求める時代=生活の実績は武器になる
- 手段は3つ。費用はアプリ→パーティー→相談所の順に上がり、確実性も上がる
- 一番損なのは、合わない土俵で期限を切らずに続けること。半年で判定する
バツイチ・シングルマザー/ファザーの婚活で本当にしんどいのは、相手に断られることそのものよりも、毎回ゼロから自分の事情を説明して反応を待つ時間だと思います。統計を見るかぎり、その説明が要らない場所は確かに存在します。
そして年齢だけは待ってくれません。まずは費用の小さいところで自分のエリアの候補数を数えて、半年で判定する。それだけ決めてから始めれば、迷っている時間がそのまま減ります。








