「結婚相談所に入るのに独身証明書が要るらしい。でも本籍地って実家のままだし、そもそもどこで取るんだろう」
独身証明書で検索すると、自分の市のページか、相談所メディアの一般論しか出てきません。ところが実際にやると、手数料も、代理人が使えるかも、本籍地以外の窓口で取れるかも、自治体ごとに答えが違います。
しかも「役所に婚活のためだと言うのが恥ずかしい」「実家に届いたら家族にバレる」という、手続き以外のところで止まっている人がかなりいます。
この記事では、横浜市・品川区・東京都北区・大阪市の4自治体の公式ページを実際に読んで、共通する部分と自治体で割れる部分を分けて整理します。そのうえで、本籍地が遠い人の最短ルート、郵送で何日かかるか、窓口で何と言えばいいかまで通しで書きます。
📖 この記事でわかること
- 結婚相談所の入会に必要な書類が全部でいくつか、どこで取れるかの一覧表
- 独身証明書を発行するのは「住んでいる市区町村」ではなく本籍地だという大前提
- 4自治体の公式ページを読み比べて分かった、共通する部分と自治体で割れる部分
- 窓口・郵送・オンラインの3ルートと、それぞれ何日かかるか
- コンビニ交付で取れるのか、マイナンバーカードは何に使えるのかの正確な答え
- 本籍地が遠い人・家族に知られたくない人の現実的な動き方
- 「恥ずかしい」という声に対して、実際の投稿がどう答えているか
🎯 結論:独身証明書は「本籍地に」「本人が」請求する。それだけ先に押さえる
発行するのは
原則は本籍地
(品川区など例外あり)
手数料の実測
1通300円
〜350円
郵送の所要
往復で2週間
(繁忙期は3週間以上)
コンビニ交付
対象外
(取れない)
独身証明書は、住民票のように「住んでいる市区町村」で取る書類ではありません。原則として戸籍を置いている本籍地の市区町村に請求します(品川区のように、本籍地以外の人も窓口で請求できる例外もあります)。ここを勘違いして区役所に行き、出直しになる人が一番多いところです。
そして請求は本人が基本です。代理の可否は自治体で異なり、委任状で認める自治体もあれば、本人以外は一切不可としている自治体もあります。
独身証明書とは?何を証明する書類で、何に使うのか

独身証明書は、いま婚姻していないことを市区町村が証明する公的書類です。品川区の公式ページでは「結婚情報サービス・結婚相談業者への提出を目的とした、民法732条(重婚禁止)に抵触しないことを証明する書類」と定義されています。
証明しているのは「いま結婚していない」ことだけ
独身証明書に書かれるのは、現時点で婚姻関係にないという一点だけです。過去に結婚していたか、離婚歴があるか、子どもがいるかといった情報は載りません。
戸籍謄本を出すと家族構成や離婚の記録まで相手方に伝わってしまいますが、独身証明書ならその部分は伏せたまま独身だけを示せます。「わざわざ専用の書類がある」のは、この情報の絞り込みのためです。
独身証明書は何に使う?求められる場面は3つ
一番多いのが結婚相談所の入会手続きです。IBJ加盟の相談所では提出が必須で、既婚者が紛れ込まないための入口の関門になっています。
次に、自治体が運営する婚活支援センターやマッチング事業への登録。ここも本人確認と合わせて独身証明書を求める運用が一般的です。
3つ目がマッチングアプリで、こちらは必須ではなく任意提出です。提出すると独身確認済みのバッジが付くアプリがあり、相手からの信用を上げる目的で使われています。
ライ住民票みたいに、近くのコンビニでピッと取れへんの?



それが取れへんのやわ。コンビニ交付のメニューに独身証明書は入ってへんし、2024年に始まった戸籍の広域交付でも対象外。ここは昔ながらの手続きが残ってる分野なんよ。
結婚相談所の必要書類は全部でいくつ?一覧表で先に見る


独身証明書は必要書類のひとつでしかありません。先に全体像を見ておくと、どれが自分に関係あるかがすぐ分かります。
| 書類 | どこで取るか | 手数料の目安 | 誰に必要か |
|---|---|---|---|
| 独身証明書 | 本籍地の市区町村 | 1通300〜350円 | 全員 |
| 住民票 | 住所地の市区町村・コンビニ交付可 | 1通200〜300円 | 全員 |
| 本人確認書類 | 手元にあるもの | 0円 | 全員 |
| 収入証明書 | 勤務先(源泉徴収票)/自営業は市区町村 | 0〜400円程度 | 男性は必須 |
| 卒業証明書 | 卒業した学校 | 学校により異なる | 短大以上の卒業者 |
| 国家資格の免許証 | 資格の発行機関 | 機関により異なる | 該当職種の人 |
出典:株式会社IBJ「結婚相談所の入会審査とは?必要な条件と書類を徹底解説」(ibjapan.com)。当ブログが2026年9月8日に確認。手数料は本記事で実読した自治体の実測値と一般的な相場を併記しています。必要書類は加盟先の相談所やサービスごとに異なるため、申し込み先の案内を必ず確認してください。
全員が必ず出す3つは「独身・住所・本人」
独身証明書、住民票、本人確認書類の3つは誰でも必要です。順番でいうと、本人確認書類は手元にあり、住民票はコンビニでも取れるので、時間がかかるのは独身証明書だけになります。
つまり書類集めのボトルネックは最初から分かっていて、独身証明書さえ動かしてしまえば残りは数日で揃います。ここを後回しにすると、入会したい気持ちが冷めるまでの時間と競争することになります。
「3ヶ月以内の原本」という期限に注意する
IBJの案内では、提出書類は直近3ヶ月以内に発行された原本が必要とされています。やる気になった勢いで半年前に取ってしまうと、申し込むときには使えません。
逆に言えば、書類を請求した時点で自分の中に締切ができます。「1〜2ヶ月以内に申し込むつもりになった段階」で請求するのがちょうどいいタイミングです。
相談所によって呼び方も必要数も違う
パートナーエージェントの公式ページでは、入会に必要なものとして独身証明書・学歴証明書・職業や年収を証明する書類が挙げられています。年収証明として社員証や健康保険証、源泉徴収票などが例示されており、IBJの一覧とは呼び方も粒度も違います。
なお同ページには原本とコピーの区別や有効期限の記載はありませんでした。ここは公式に書かれていない以上、断定せずに申し込み先へ直接確認するのが正解です。
出典:パートナーエージェント公式サイト「結婚相談所の入会資格と審査基準」(p-a.jp)。当ブログが2026年9月15日に確認。


独身証明書はどこで取れる?発行するのは本籍地の市区町村


書類は婚活を始める前の準備7項目のうちのひとつです。写真やプロフィール、予算まで含めた全体の段取りは、こちらのチェックリストにまとめています。
ここが最大のつまずきポイントです。住民票と同じ感覚で最寄りの役所に行くと、その場で取れないことがあります。
原則は「本籍地だけ」。住所地では取れない
東京都北区の公式ページには「本籍地が北区外の場合は、本籍のある区市町村に請求してください」と明記されています。大阪市も対象を「大阪市に本籍地をおかれている方」と限定していて、市外に本籍がある人は請求できません。
本籍は住所とは別物で、結婚や引っ越しで変えていなければ実家のままという人が大多数です。まず自分の本籍がどこかを確認するところから始まります。
出典:東京都北区「独身証明書」、大阪市「独身証明書の交付請求」。当ブログが2026年9月15日に確認。
本籍地以外でも取れる自治体が出てきている
ただし例外があります。品川区の公式ページは請求できる人として「本籍が品川区以外の本人(本人のみ、窓口のみ)」を挙げていて、本籍が他自治体でも品川区役所の窓口で請求できると案内しています。受付は平日の午前8時30分から午後5時までに限られます。
これは婚活支援の一環として、本籍地以外でも発行できるよう運用を変える動きが背景にあります。ただし全国一律ではなく対応は自治体ごとにばらばらなので、行く前に「本籍が他自治体でも独身証明書を取れますか」と電話で確認するのが確実です。
出典:品川区「独身証明書」。当ブログが2026年9月15日に確認。
戸籍の「広域交付」を当てにしてはいけない
2024年3月1日から、本籍地が遠くても最寄りの市区町村で戸籍謄本を取れる広域交付が始まりました。これで独身証明書も取れると思ってしまう人がいますが、対象外です。
横浜市の公式ページには「戸籍の附票、戸籍諸証明(独身証明書、身分証明書等)はこれまでどおり、本籍地の自治体にご請求ください」とはっきり書かれています。広域交付で取れるのは戸籍全部事項証明書・除籍全部事項証明書・除籍謄本・改製原戸籍謄本だけです。
出典:法務省「戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行)」、横浜市「戸籍証明書の広域交付について」。当ブログが2026年9月15日に確認。
独身証明書の取り方は3ルート|窓口・郵送・オンライン


取得方法は大きく3つです。自治体によってはオンラインに対応していないので、実質2つになる場合もあります。
| ルート | かかる時間 | 用意するもの | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 窓口 | その場で発行 | 本人確認書類・手数料 | 本籍地が近い人 |
| 郵送 | 往復で2週間(繁忙期は3週間以上) | 請求書・本人確認書類の写し・定額小為替・返信用封筒 | 本籍地が遠い人 |
| オンライン | 対応自治体のみ | マイナンバーカード・対応スマホ・クレジットカード | 窓口に行きたくない人 |
窓口ルート|持ち物は本人確認書類と数百円だけ
本籍地の市区町村の戸籍担当窓口に行き、交付請求書に「独身証明書」と記入して提出します。横浜市は写真付きの本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)の提示が必要と案内しています。
品川区は、本籍が品川区の人なら写真付きの公的身分証1点、または写真なしの公的証明書2点でも可としています。本籍が品川区以外の人が品川区の窓口で請求する場合は、写真付きの公的身分証1点のみです。
免許証やマイナンバーカードを持っていない人は、本籍地で請求するうえで写真なしの書類2点が使えるかを事前に確認しておくと安全です。
本籍が横浜市内なら市内すべての区役所戸籍課で扱っている、というように、同じ市の中なら区をまたいで取れる自治体もあります。
郵送ルート|何日かかるかを公式が書いている
同封するのは4点です。交付請求書、本人確認書類のコピー、手数料分の定額小為替、切手を貼った返信用封筒。北区も大阪市も品川区も、この組み合わせは共通しています。
所要日数については大阪市が「申請書受理から発送まで10日程度、繁忙期は20日以上かかる場合あり」と明記しています。横浜市も郵送請求は約2週間を目安として案内しています。
つまり往復で2週間、混む時期は3週間以上を見ておく必要があります。入会の日程が決まっている人は、ここから逆算してください。
オンラインルート|マイナンバーカードで請求できる自治体もある
横浜市は、マイナンバーカードと対応スマートフォンとクレジットカードを持っている人向けに、独身証明書のオンライン請求を用意しています。署名用電子証明書の暗証番号が必要で、手数料は1通300円+郵送料です。
これは「コンビニで受け取る」のではなく「オンラインで申請して郵送で受け取る」仕組みです。窓口に行かずに済みますが、届くまでの日数は郵送とあまり変わりません。
大阪市・北区の独身証明書のページにはオンライン請求の案内がなく、対応はまだ一部の自治体に限られます。
コンビニ交付では取れない|マイナンバーカードがあっても同じ
コンビニ交付の公式案内で取得できるとされているのは、住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍証明書、戸籍の附票の写しです。独身証明書はこの中に入っていません。
マイナンバーカードが独身証明書で役に立つのは、窓口での本人確認書類として使うときと、オンライン請求に対応している自治体で電子署名に使うときの2つだけです。カードを作ったからコンビニで取れる、という話にはなりません。
出典:地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付」案内ページ(lg-waps.go.jp)。当ブログが2026年9月15日に確認。
自治体で違うところと共通のところを分けて整理する


4つの自治体の公式ページを読み比べると、共通している部分と、はっきり割れている部分に分かれました。実際の表がこちらです。
| 自治体 | 手数料 | 代理人請求 | 本籍地以外の人 | 郵送の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 横浜市 | 300円 | 委任状があれば可 | 記載なし | 約2週間 |
| 品川区 | 300円 | 本籍が品川区の場合のみ可 | 窓口のみ請求可 | 記載なし |
| 東京都北区 | 300円 | 不可(本人のみ) | 本籍地へ請求 | 記載なし |
| 大阪市 | 350円 | 直系親族のみ・やむを得ない場合 | 請求不可 | 10日程度 |
出典:横浜市「独身証明書(結婚情報サービス・結婚相談業者に提出する証明)はどこでとれますか」(city.yokohama.lg.jp)/品川区「独身証明書」(city.shinagawa.tokyo.jp)/東京都北区「独身証明書」(city.kita.lg.jp)/大阪市「独身証明書の交付請求」(city.osaka.lg.jp)。いずれも当ブログが2026年9月15日に確認。手数料や運用は変わることがあるため、必ずご自身の本籍地の自治体ページで最新を確認してください。
4自治体すべてで共通していた3点
1つ目は、請求先は原則として本籍地であること(品川区のように本籍地以外の人も窓口で受け付ける例外はあります)。2つ目は、窓口でも郵送でも本人確認書類(または写し)が必ず要ること。3つ目は、郵送請求の同封物が請求書・本人確認書類の写し・定額小為替・返信用封筒の4点セットであることです。
この3つはどこの自治体でも変わらないので、先に準備を始めてしまって構いません。定額小為替は郵便局の窓口で購入します。
割れていたのは手数料・代理人・受け取り方法の3点
手数料は横浜市・品川区・北区が300円、大阪市が350円でした。数十円の差ですが、定額小為替を郵送で送る場合は金額を間違えると差し戻しになるため、必ず本籍地の金額を確認してください。
代理人については、北区が本人のみで代理不可、品川区は本籍が区内なら委任状で可、大阪市は直系親族に限りやむを得ない場合のみ、横浜市は委任状があれば可と、4通りとも違いました。「親に代わりに取ってきてもらう」が通じる自治体と通じない自治体があります。
受け取りも、オンライン請求やクレジットカード決済に対応している自治体とそうでない自治体に分かれています。



同じ書類やのに、こんなに違うんやなあ。ネットの記事1本だけ見て動いたら事故るやつやん。
本籍地が遠い人はこう動く|最短ルートと落とし穴


ここが自治体ページにも相談所メディアにも書かれていない部分です。本籍が実家のままで県外という人は、選択肢が3つあります。
選択肢1|郵送請求する(いちばん確実)
本籍地の自治体サイトから戸籍証明の交付請求書をダウンロードし、請求する証明の欄に「独身証明書」と書きます。用紙が独身証明書専用ではなく戸籍謄本と共通になっている自治体が多いので、記入欄を探すのに少し戸惑います。
同封は請求書・本人確認書類のコピー・定額小為替・切手を貼った返信用封筒。急ぐなら往路も復路も速達にします。返信用封筒に貼る切手を速達分にしておかないと、復路だけ普通郵便になって数日ロスします。
選択肢2|本籍地以外でも取れる自治体か確認する
品川区のように、本籍が区外の本人でも窓口で請求できると明記している自治体があります。自分が住んでいる市区町村がこの運用をしていれば、その日のうちに手に入ります。
ただしこれは全国共通の制度ではありません。自治体サイトの独身証明書ページに「本籍地が当区以外の方」という記述があるかを見て、なければ電話で直接聞いてください。空振りで平日に半休を取るのが一番もったいないパターンです。
選択肢3|帰省のついでに取る(ただし期限に注意)
年末年始やお盆に実家へ帰るなら、その足で本籍地の役所に寄るのが一番安上がりです。手数料の数百円だけで済みます。
ただし提出書類には3ヶ月以内という期限があるので、帰省が入会予定の3ヶ月以上前だと取り直しになります。「帰省のついでに取れる時期か」を先にカレンダーで確認してください。
また役所は平日のみで、年末年始は閉庁しています。帰省期間と開庁日が重ならないことは普通にあります。
家族に知られたくない場合に実際に相談されていること
Yahoo!知恵袋には、本籍地が遠方で郵送請求したいが住民票の住所(=実家)に届いてしまうため、郵便局留めにできないかという相談が投稿されています(2017年2月19日)。回答では、結婚相談所に相談すれば社名を出さずに郵送してくれる場合があるという案が挙がっていました。
別の投稿では、マイナポータルから独身証明書をオンライン申請した場合に封筒の表に中身が分かる表示があるかという質問に対し、回答者2人がいずれも「書かれていない」と答えています。
郵送先を実家以外にできるかは自治体の運用によるため、これも事前に電話で確認するのが確実です。
「独身証明書を取るのが恥ずかしい」への実際の答え


手続きそのものより、ここで足が止まっている人がかなりいます。実際に投稿されている声を読むと、心配の中身は2つに分かれていました。
💬 実際に投稿されている声(Yahoo!知恵袋・当ブログが2026年9月15日に確認)
2015年8月10日の投稿
役場で独身証明書を発行してもらうのが恥ずかしいので、名称を「未婚証明書」や「婚活登録用証明書」に変えてほしい、という相談。ベストアンサーは逆に「未婚証明書のほうが恥ずかしい。独身証明書なら離婚や死別の可能性もあるが、未婚証明書は一度も結婚していない人だと分かってしまう」と答えています。
結婚相談所の入会を検討中という投稿
平日は仕事で役所に行けず、手続き自体も恥ずかしいので郵送やコンビニで取れないかという質問。回答は、独身証明書は本籍地の役所でしか取れないこと、郵送請求なら申請書・本人確認書類のコピー・定額小為替・返信用封筒でできることを案内しています。
2017年2月19日の投稿
家族に内緒で入会したいので、郵送で届く独身証明書を局留めにできないかという相談。回答では戸籍抄本でも独身の証明になるため、帰省時に役所で取る方法も提案されていました。
窓口では何と言えばいいのか
「独身証明書をお願いします」の一言で終わります。用途を聞かれることもありますが、そもそも独身証明書は結婚相談業者への提出を目的とした証明として自治体が制度化しているものなので、職員にとっては説明不要の想定内の用件です。
品川区の公式ページが冒頭で「結婚情報サービス・結婚相談業者への提出を目的とした」と書いているとおり、用途は書類の定義そのものに含まれています。婚活のためだと言い添える必要すらありません。
交付請求書の「必要な証明」の欄に独身証明書と書いて出せば、あとは本人確認と手数料だけです。
それでも窓口が嫌なら、郵送かオンラインで顔を出さずに済む
気持ちの問題は理屈で消えないので、無理に窓口へ行く必要はありません。郵送なら誰とも会わずに完結しますし、対応自治体ならオンライン請求で申請から受け取りまで人と顔を合わせずに済みます。
知り合いが役所に勤めている、町が小さいといった事情がある人ほど、最初から郵送を選んだほうがストレスが小さくなります。時間と数百円の切手代で不安を買い取れると考えれば安いものです。



窓口の人に「婚活ですか?」って聞かれたら、どうしたらええの?



「はい」でも「提出先が必要と言うので」でもええんよ。そもそも自治体のページに用途がそのまま書いてあるくらいやから、職員さんは毎日見てる書類。気にしてるのは自分だけやったりする。
独身証明書の代わりになる書類はあるのか


提出先によっては別の書類で代えられる場合があります。ただし勝手に判断せず、必ず提出先に確認してください。
戸籍謄本・戸籍抄本で代用できる場合がある
戸籍には婚姻の記録が載るため、独身であれば戸籍謄本でも戸籍抄本でも独身であることは読み取れます。Yahoo!知恵袋の回答でも、現在婚姻中でなければ謄本・抄本のどちらでも構わないと説明されていました。
ただし戸籍には離婚歴や家族の情報も一緒に載ります。相手に見せたくない情報まで渡すことになるので、独身証明書が取れるなら独身証明書のほうが安全です。
また代用を認めるかどうかは提出先の判断です。IBJ加盟の相談所のように独身証明書を必須としているところでは、戸籍では受け付けられない可能性があります。
戸籍に婚姻の記録が載るのは、婚姻届が受理されたときです。成婚後に出す婚姻届で、デザイン婚姻届が受理される条件は別の記事で整理しています。


外国籍の人は「婚姻要件具備証明書」になる
日本の戸籍がない外国籍の方は、そもそも市区町村が独身証明書を発行できません。IBJの案内では、代わりに大使館・領事館で発行される婚姻要件具備証明書を提出する形になると記載されています。
有効期限も3〜6ヶ月程度と独身証明書とは別扱いになるため、申し込み先に事前確認が必須です。国によって発行までの日数もかなり違います。
なお、書類を揃えたあとに待っているのは費用の話です。相談所によって初期費用の内訳がかなり違うので、書類と並行して予算も先に決めておくと迷いません。


【体験】僕が書類を集めたときのこと
この記事を書いているのは、30代でパートナーエージェントに入会して成婚した男性です。入会時に独身証明書を含む書類を実際に用意しました。
説明を聞いて資料を読んでいる間は、まだどこかで「やめてもいい」と思っていました。それが変わったのは、書類を取りに動いた日です。
手数料を払って、自分の名前が入った独身証明書を受け取った瞬間に、これは引き返しにくいところまで来たなと感じました。入会前の1ヶ月は女性に1人も会っていませんが、この準備期間を飛ばさなかったことが後の1年を支えたと思っています。
入会後に何が起きたか、1年の活動と費用の実際は体験談のほうにまとめています。


独身証明書についてよくある質問


独身証明書はマイナンバーカードがあればコンビニで取れますか?
取れません。コンビニ交付の対象は住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍証明書、戸籍の附票の写しで、独身証明書は含まれていません(地方公共団体情報システム機構の案内・2026年9月15日確認)。
マイナンバーカードが役立つのは、窓口での本人確認書類として使う場合と、オンライン請求に対応している自治体で電子署名に使う場合の2つです。横浜市はマイナンバーカードと対応スマホとクレジットカードでのオンライン請求を用意しています。
本籍地以外の役所でも独身証明書は取れますか?
原則は本籍地の市区町村のみですが、自治体によって扱いが違います。品川区は「本籍が品川区以外の本人」も窓口で請求できると公式に案内している一方、大阪市は市外に本籍がある人は請求不可、東京都北区は本籍地へ請求するよう案内しています。
2024年3月に始まった戸籍の広域交付でも独身証明書は対象外です。行く前に、住んでいる自治体の独身証明書ページを見るか電話で確認してください。
独身証明書は郵送で何日くらいかかりますか?
大阪市は申請書の受理から発送まで10日程度、繁忙期は20日以上かかる場合があると案内しています。横浜市は郵送請求で約2週間が目安です。
これに自分から送る往路の日数が加わるため、入会日が決まっているなら3週間前には投函しておくのが安全です。急ぐ場合は往路と返信用封筒の両方を速達にしてください。
親や友人に代わりに取ってきてもらうことはできますか?
自治体によって割れます。東京都北区は「本人のみ。代理人は請求できません」としています。大阪市は直系の親族に限り、本人が請求できないやむを得ない理由がある場合のみ可で、事業者の代理請求は不可です。
横浜市は委任を受けた代理人でも請求できるとしており、品川区は本籍が区内の場合のみ委任状で代理請求できます。代理を頼む前に、必ず本籍地の自治体に確認してください。
独身証明書は何に使うのですか。マッチングアプリでも必要ですか?
主な用途は結婚相談所の入会手続きと、自治体の婚活支援事業への登録です。IBJ加盟の相談所では提出が必須とされています。
マッチングアプリでは必須ではなく任意提出です。提出すると独身確認済みの表示が付くアプリがあり、相手からの信頼を上げる目的で使われています。アプリ中心で活動する人も、持っておくと相手への説得力が変わります。
まとめ:独身証明書は「本籍地」と「日数」だけ先に確認すれば詰まらない


✅ 独身証明書の要点
- 発行するのは住所地ではなく本籍地の市区町村。まず自分の本籍を確認する
- 手数料は実読した4自治体で300円と350円に分かれた。定額小為替の金額を間違えない
- 取り方は窓口・郵送・オンラインの3ルート。コンビニ交付では取れない
- 2024年3月に始まった戸籍の広域交付でも独身証明書は対象外
- 郵送は大阪市が10日程度、横浜市が約2週間。往路を足して3週間前には動く
- 代理人が使えるかは自治体ごとに4通りとも違った。頼む前に必ず確認する
- 本籍地以外の窓口で受け付ける自治体(品川区など)もあるが全国一律ではない
- 相談所の提出書類は3ヶ月以内の原本。取るのが早すぎても使えない
- 窓口では「独身証明書をお願いします」の一言で済む。用途は書類の定義に含まれている
- 恥ずかしさが理由なら郵送かオンラインで完結させればいい








